は、主に「新憲法草案」についての、私の考えていることをお伝えします。


by reodaisuki1

新憲法草案注解 (基本的人権の享有)第十一条

 自民党の新憲法草案で、注目すべきは、9条だけでもなく、憲法の改正要件の改悪もあり、基本的人権の制限でもある。
 草案は、全体主義的であり、国家主義的であり、絶対主義的である。極めて古い体質を持った、将来も進歩もないものである。

 第十一条については、基本的に手がつけられていないのだが、十二条、十三条が変えられていることにより、十一条の内容も劣化、質の低下がおきているのである。自民党は、基本的に人権がなにか理解していない。かれらの多くは、まだ封建時代の古い考えを引きずっているのである。

 草案十一条 (基本的人権の享有)
 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。

 現行憲法 第十一条
 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

 この文面がかえられていないと思って安心してはならない。かえなくても十二条と十三条を変えれば、自民党は充分目的を達することができるのである。

 実は、大日本帝国憲法でも基本的人権は保障されていた。しかし、限定があった。それは、天皇がゆるす限りの範囲の人権であった。今度、自民党が考えているのは、自分たちの欲望を満たすことができる限り、自分たち以外の人々の人権を認めてやろうというものである。
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by reodaisuki1 | 2006-04-19 00:11 | コラム