は、主に「新憲法草案」についての、私の考えていることをお伝えします。


by reodaisuki1

新憲法草案注解 前文(2)

 新憲法草案の前文は、五つの部分に分けることができる。

 第一は、「日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。」であり、これは、新しい憲法を制定する」と宣言している。

 第二は、「象徴天皇制は、これを維持する。また、国民主権と民主主義、自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は、不変の価値として継承する。」である。
 これは、現行憲法の基本原則をそのまま踏襲していると言いたいのであろうが、これが、現行憲法の基本原則を適切に表現しているかというとそうではないであろう。そのことは、後に、論ずる。

 第三は、「日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し、自由かつ公正で活力社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造及び地方自治の発展を重視する。」である。これは、愛国心と経済発展のことが言われているであろう。

 第四は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を払う。」であり、要するに、国際平和のために、自衛軍をだすこともあると言っている。

 第五は、「日本国民は、自然との共生を信条に、自国のみならずかけがえのない地球の環境を守るため、力を尽くす。」であり、この新憲法草案の新しさを強調するためのものとなっている。

 前文(3)以下で、その内容について、論ずる。
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by reodaisuki1 | 2005-12-30 00:21