新憲法草案注解 前文(8)
2005年 12月 31日
前文についいては、もう書かないつもりだったが、大事なことを書き忘れていた。実は、この大事なことを忘れさせるのも、新憲法草案の問題なのである。それは、先の大戦で、日本人が、2000万人を超すといわれるアジアの人々を殺し、300万人と言われる日本人が殺されたという事実である。
あれは、侵略戦争であり、それは、「日本政府の行為によって」おきた惨禍だという認識が、現行憲法前文にはある。それを一切削除して、何もなかったかのようにふるまっている。
そのことに、一切ふれていないということが、新憲法草案前文の最大最悪の問題なのである。過去の過ちを忘れるものは、再び同じ過ちを犯すだろう。
このような新憲法を制定するということは、過去と同じような戦争をするということである。これは、必然的に、そうならざるを得ない。
あれは、侵略戦争であり、それは、「日本政府の行為によって」おきた惨禍だという認識が、現行憲法前文にはある。それを一切削除して、何もなかったかのようにふるまっている。
そのことに、一切ふれていないということが、新憲法草案前文の最大最悪の問題なのである。過去の過ちを忘れるものは、再び同じ過ちを犯すだろう。
このような新憲法を制定するということは、過去と同じような戦争をするということである。これは、必然的に、そうならざるを得ない。
by reodaisuki1
| 2005-12-31 18:46