は、主に「新憲法草案」についての、私の考えていることをお伝えします。


by reodaisuki1

新憲法草案注解 第五条

 現行憲法では、第五条は、こうである。

 第五条 皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。

 案では、以下のごとくである。

 第五条 (第七条参照)

案の第七条は、「(摂政) 皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名で、その国事に関する行為を行う。」となっている。内容は変わらない。なぜ、位置をかえたのだろうか。これは、すべてを天皇中心の文章に集中しようとしているためと思われる。
 案の「第一章 天皇」のタイトルをならべてみるとこうなる。(天皇)(皇位の継承)(天皇の権能)(天皇の国事行為)(摂政)(皇室への財産の譲渡等の制限)。

 実によく考えられている。現行憲法に抵触しないようにみせかけて、天皇の権威を高めようとしているのである。現行憲法は、天皇をいかにしたら、象徴にしておくかを主として構成されているのに対し、案は、できれば、みせかけだけでも、天皇の元首化にちかづけようとしているように見える。そうみてしまうわたしが悪いのであろうか。何か理由があるから、こんなことをしたに違いないのである。わたしの解釈は間違っているだろうか。舛添要一さん、どうですか。
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by reodaisuki1 | 2006-01-04 00:15